1970年代の日本車を紹介するブログです

日産・スカイラインGT-R S2Oエンジン系

投稿日時:2014-03-06 20:18:47

車には様々なカテゴリのモノがありますが、中でも異彩を放っているのがスポーツカーです。

高速走行を想定し、優れた運動を求めたスポーツカーは、一般的な車と一線を画しています。しかし、その為に愛好家としては、ロマンと魅力を感じてやみません。

日本では現在、スポーツカーはほとんど作られていません。

日本のスポーツカーの黎明期は1960年代で、1980年代には最も盛んに生産されました。畢竟、スポーツカーというのは、そのほとんどが旧車ということになります。

スポーツカーは愛好家に人気のカテゴリーですが、中でも名車と名高いのが「日産 スカイラインGT-R」です。

スカイラインといえば現在まで長い歴史を持つ日産の有名車種ですが、スカイラインGT-Rはその中でもレース用に開発された車種となっています。

その概要は、プリンス自動車工業の主力車種”スカイライン”の車体に、日産の、S20型エンジンを搭載したというものです。

1969年に初代が開発されて以降、2002年開発の最終型まで実に5代にわたって生産開発され、モータースポーツにおいて輝かしい軌跡を残しています。

中でも、初代GT-R(PGC10)は様々なレースで活躍した名車として知られています。

GT-R(PGC10)の特徴としてはその他GT-Rと比べて、運転に必要な装備以外が省かれていることが挙げられます。その運転性能への特化の徹底ぶりが、レースでの活躍の理由と言えます。

そして、その初代の後継機が1973年に開発されるのですが、これは愛好家が喉から手が出るほど欲しい一品です。

スカイラインGT-R(KPGC10)というのですが、第一世代型の幻のシリーズで、全部で197台しか生産されませんでした。

初代と比べてラジオが標準装備されていますが、レース性能が大幅に下がってしまったのが残念。しかし、初代よりも流麗なデザインは、愛好家には堪らない魅力と言えます。

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